消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
CyberOwl(東京都渋谷区)は、全国の保護者500人に対して「夏期講習」に関する調査を実施した。小学6年生では、中学受験していない場合の夏期講習の平均費用が約3万1032円に対して、中学受験した場合は約7万4123円だった。
中学受験した場合で最も多いのは「10万〜10万9999円」(21.1%)。11万円以上(17.5%)とあわせると、中学受験をした家庭の38.6%が10万円以上支払っていることが分かった。一方で、3万円台は13.4%だった。
学年ごとの夏期講習の平均費用が最も高いのは中学3年生で、約6万4111円だった。小学生では、3年生から4年生にかけて平均費用が約1万円上がる結果に。
夏期講習を探し始めたきっかけは、「受験のため」(33.7%)と「子どもの勉強に不安があったから」(33.1%)が上位を占めた。夏期講習に初めて通った学年は小学5年生と中学1年生(各14.4%)が最多。学校別で見ると、62.2%が小学生のときに夏期講習デビューしていた。
夏期講習後の通塾については、77.8%が夏期講習後も同じ塾へ通塾していた。どこにも通塾しなかったのは18.4%だった。
調査はインターネットで、夏期講習に通ったことのある小学2年生〜高校3年生の子どもの保護者500人に対して実施した。調査期間は6月17日〜7月30日。
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