消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
モニター調査を行うROI(東京都千代田区)は「カップラーメンについての意識調査」を実施した。コロナ禍でカップラーメンを購入する頻度は変化したか聞いたところ、頻度が「増えた」と答えた人は41%に上った。
調査は、同社が運営するモニター調査サービス「ファンくる」会員を対象に行い、1000人から回答を得た。
コロナ禍でカップラーメンの購入頻度が「変わらない」と答えた割合は55%、「減った」は4%だった。月1回以上の購入率では、コロナ流行前は56%だったが、コロナ禍以降は62%へと増加した。
コロナ禍でカップラーメンの購入が増えた理由を聞いた。1位は「在宅が多くなったから」(69%)、2位は「何か予測しない出来事が起こった時のため」(44%)、3位は「緊急事態宣言に備えるため」(43%)、4位は「病気に感染した時のため」(35%)だった。
カップラーメンを食べるタイミングについて聞いたところ、「昼食」が76%と圧倒的に多い結果となった。
どんな時に食事にカップラーメンを選択するか聞いたところ、1位は「急ぎで食事を済ませたい時」(94%)、2位は「食事を簡単に済ませたい時」(62%)、3位は「ご飯を作るのが面倒な時」(40%)だった。
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