個人向けカーリースサービスを提供するナイル(東京都品川区)は、「納車までの期間」や「納車遅れの影響」などについての調査を実施した。新車を購入した人のうち72.4%が納車までが遅いと感じていた。どのくらいの期間で納車されたか聞いたところ、「3ヵ月」(23.0%)が最多となった。以下、「1ヵ月」(18.7%)、「2ヵ月」(17.0%)と続く。
一方、中古車では納車が遅いと感じない人が73.9%と、新車とはほぼ真逆の結果となった。どのくらいの期間で納車されたか尋ねたところ、「1ヵ月」(60.0%)が過半数を占めた。その他、「2ヵ月」(12.5%)、「3ヵ月」(8.2%)が上位を占めた。
一方、納車までの期間が「1年」や「1年超」と、長期間になってしまう人も新車で7.8%、中古車で9.4%いることが分かった。
納車が遅いことで何か影響はあったかと質問すると、影響があった人は新車では70.4%、中古車では55.2%だった。
実際にどんな影響があったか聞くと、「早く手に入る車種に変えた」「中古の安い車にした」など、「欲しい車をあきらめて他の車にした」という意見が多かった。その他、納車まで車が無いために「移動が不便だった」「カーシェア・レンタカー・代車を使うことになった」という声や、納期が遅いことで「購入を見送った」といった声もあった。
調査はインターネットで、2021年8月〜22年7月に車を購入した全国の男女を対象に実施した。調査期間は8月1〜8日、有効回答数は1591人(新車購入者1078人、中古車購入者513人)。
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