第4位は06年公開の『時をかける少女』。筒井康隆さんの同名小説を、細田守監督が初のアニメ化した。野球遊びをするのが好きな女子高生・紺野真琴が、ブレーキが壊れた自転車に乗って踏み切り事故に遭遇した直後、事故直前の時間に戻っていたことから始まる青春タイムリープストーリーだ。声の出演は仲里依紗さん、石田卓也さんほか。
同作を選んだ人からは「細田守作品ならではの入道雲の描写もあるなど、夏らしさをよく感じられる作品だと思っています。少し切ない恋愛要素も相まって、夏に見たくなる感じがします」「ひと夏の青春を描いた作品で夏のワクワク感と青春ならではの切なさを感じられる」「夏の高校生活が舞台で、パッケージの背景も入道雲と青い空、雰囲気全体が夏らしいアニメです。少し不思議なファンタジー要素と、切ない恋模様がメインのストーリーで、大人も子供も楽しめる内容です」といった理由が寄せられている。
第5位は『君の名は。』。新海誠監督・脚本・原作を手掛けたSFラブストーリーで、16年公開当時は社会現象を巻き起こした。1000年ぶりの彗星の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、生きる世界の異なる男女の高校生ふたりが夢の中で入れ替わり、心を通わせていく物語だ。声の出演は神木隆之介さん、上白石萌音さん、長澤まさみさんほか。
同作を選んだ人からは「夏休みに映画館で見たなかで、1番感動したアニメ作品。何度見ても感じ方が違う不思議な作品」「自分もこんな青春したかったと思わせられるような、爽快でテンポの良い話です。映像も綺麗なので、特に空の星がきれいで夏にぴったりではないかと思います」「言わずと知れた新海監督の代表作です。夏らしいシーンもたくさんあり、夏に見たい作品です」といったコメントが寄せれた。
以下、6位『ONE PIECE FILM RED』、7位『火垂るの墓』、8位『ミニオンズ フィーバー』、9位『ONE PIECE』、10位『Free!』、11位『耳をすませば』、12位『この世界の片隅に』『ハイキュー!!』『ひぐらしのなく頃に』『千と千尋の神隠し』と続く。
調査は10〜50代以上の男女350人を対象に、7月7日〜8月16日に公式Twitterアカウントとインターネットで実施した。
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