消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
デジタルPR事業を手掛けるソーシャルワイヤー(東京都港区)は、記事クリッピングサービス「@クリッピング」のTwitter投稿調査サービスを活用し、サウナの人気施設と業態に関する調査を実施した。その結果、人気サウナ施設ランキングでは「サウナ&カプセルホテル北欧」(東京都台東区)が1位となった。
日本で新型コロナウイルスの陽性者が初めて確認された2020年1月、「サウナ」というワードを含む月間Twitter投稿数は21万6582件だった。19年の9月の調査では6万7119件だったことから、関心の高さがうかがえる。
以降、Twitterのサウナ投稿は増加を続け、22年6月の月間投稿数は61万66件と、20年1月と比較して約280%と大幅に増加。コロナ禍においてもサウナブームは変わらずに続いていることが分かった。
サウナブームが続く中、人気の施設はどこか。Google検索やサウナ情報ポータルサイトを利用した同社独自のリサーチで、全国の人気サウナ施設を43軒選出し、各施設名でのTwitter投稿数トップ10をランキングにした。
その結果、ドラマ「サ道」のロケ地として有名な「サウナ&カプセルホテル北欧」(4万8732ツイート)が1位となった。次いで「サウナ&ホテルかるまる池袋」(東京都豊島区、2万6484ツイート)、「神戸サウナ&スパ」(神戸市、2万601ツイート)と続いた。また、8位には鶯谷の「サウナセンター」(東京都台東区、1万694ツイート)が初めてランクインした。
ソーシャルワイヤー代表の庄子素史氏は、「キャパシティの大きい施設は客数も多いため上位に来る傾向にある。一方、コロナ禍も影響して自然の中でサウナを楽しむアウトドアサウナも注目されている。今後のランキングにも影響が出てくるかもしれない」とコメントした。
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