そもそも、業務内容によっては、対面で行うほうがいいものもある。例えば、以下の通りだ。
新規事業開発、ブレストなどは、何気ない会話からイノベーションが生まれ、それが成果につながることも多くある。そのため、できるだけ対面で行うことが望ましい。つまり、このような業務を行う際に、オフィスが存在感を発揮する。
一方で、事務作業や1人で集中して業務を推進するような仕事の場合、テレワークと相性がよく高い生産性が見込めるだろう。また、1人ひとりがプロフェッショナルで、互いの信頼関係の元につながっている場合にも、テレワークは有意義である。
高い生産性、つまり最小の労力・時間・金額(input)で最大の成果を出す(output)ためには、業務の洗い出しと仕分けをし、テレワーク向きな仕事・対面があっている仕事を明確にすることが重要である。
「なぜテレワークをするのか?」「なぜオフィスワークをするのか?」を、部署単位で目的ごとに明確にすることが、テレワークを導入している企業がオフィスをいかに活用していくのかのヒントになるのではないか。
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