Sansanは9月29日、インボイス管理サービス「Bill One」を介して請求書のやりとりを行う「インボイスネットワーク」の参画企業数が5万社を突破したと発表した。
同サービスは、あらゆる請求書をオンラインで受領、データ化するインボイス管理サービスであり、2020年5月に提供を開始した。21年5月には、中小企業のDX推進を目的に、従業員100人以下の企業を対象に無料プラン「スモールビジネスプラン」の提供を開始している。
また、改正された電子帳簿保存法への対応や23年に予定されているインボイス制度の開始を見据え、請求書発行機能の提供も行っておいる。有料契約企業、スモールビジネスプランの利用企業、これらの企業に対し請求書を送付する企業からなるインボイスネットワークが拡大している。
また現在、インボイスネットワークに参画する企業同士が、請求書情報にひも付くコミュニケーションをBill One上で可能にする機能を開発している。請求書内容の確認などのやりとりや、再発行依頼といった従来発生していたコミュニケーションコストの削減が可能となり、請求書業務をより効率化することができる。
インボイスネットワークに勝機 Sansanが請求書管理Bill Oneで目指す戦略とは
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