横浜赤レンガ倉庫、12月上旬リニューアルオープン 18店舗が新規出店コンセプトは「BRAND NEW “GATE”」

» 2022年10月11日 18時00分 公開

 横浜赤レンガ倉庫(横浜市中区)は、商業施設として開業20年を迎えた今年、初のリニューアルを経て、12月上旬に再オープンする。コンセプトは「BRAND NEW “GATE”」で、リニューアルオープンする約60店舗のうち18店舗が新規出店となる。横浜を象徴する施設の刷新で、積極的な観光客の獲得につなげる。

photo 横浜赤レンガ倉庫は12月上旬にリニューアルオープンする(ゲッティイメージズ)

 新規出店するのは、ディズニーの世界観を表現したカフェ「 Disney HARVEST MARKET By CAFE COMPANY」や、横浜が地元の洋菓子メーカー「かをり」から誕生したパティスリーブランド「フフナーゲル」など18店舗(9月29日時点)。さらに既存18店舗も移転・リニューアルを行う。

photo オープンする約60店舗のうち18店舗が新規出店となる(プレスリリースより、以下同)

コンセプトは「BRAND NEW “GATE”」

 コンセプトは「BRAND NEW “GATE”」で、同施設を「横浜と世界」「日常と非日常」「過去と未来」をつなぐ新しい扉(GATE)と位置付けた。

 「横浜と世界のGATE」としては、横浜ゆかりの企業や老舗の新業態、初出店の店舗などが出店。フードコートは、バラエティ豊かに世界の料理を楽しめるようにし、横浜にいながら世界を旅しているような気分を味わえる空間を表現した。

photo フードコートは横浜にいながら世界を旅しているような気分を味わえる
photo コンセプトは「横浜と世界のGATE」

 「日常と非日常のGATE」は、横浜土産などを扱う店舗のほか、ファッションや雑貨、スイーツなど多彩なラインアップで、日常と非日常の両方を演出する。

photo ディズニーの世界観を表現したカフェ「 Disney HARVEST MARKET By CAFE COMPANY」

 「過去と未来のGATE」は、倉庫として使われた時代から文化・商業施設として親しまれるようになった現在までの歴史を振り返る展示コーナーを新設し、周辺エリアと施設の歴史を視覚的に感じられる空間を作る。またリニューアルをきっかけに未来に向けたSDGs展開を強化していく。

photo 歴史を振り返る展示コーナーを新設する

 横浜赤レンガ倉庫は1911年に2号館、1913年に1号館が竣工。2002年に文化・商業施設として生まれ変わり、ショッピングやグルメ、各種イベントの場として、これまで累計1億1000万人以上が来場している。開業20年の今年、5月から大規模改修工事のため休館していた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.