東京ドームホテル、エグゼクティブ向けにフロアを刷新 2000年開業以来初めて大人の隠れ家をつくりあげる

» 2022年10月14日 10時40分 公開
[ITmedia]

 東京ドームホテル(東京都文京区)は2000年の開業以来初となる大幅な改装を実施すると発表した。エクセレンシィフロア(39〜41階)を「エグゼクティブフロア」、スタンダードフロアの一部高層階(35〜38階)を「プレミアムフロア」へとリニューアルする。「大人の隠れ家」というコンセプトにふさわしい空間をつくりあげる。2023年春の完成を予定。

東京ドームホテルは大幅な改装を実施すると発表した(画像:以下、プレスリリースより)

 新しく誕生する高層階の各部屋からはパノラマビューを楽しむことができる。東京ドームシティを眼下に眺めることができるパークサイド(北側)と、丸の内・新宿のオフィス群や皇居などを一望できるパレスサイド(南側)に分けられる。

エグゼクティブスイート E(パークサイド)

 エグゼクティブフロアは、東京ドームホテルを象徴するフロア。木の質感を生かした落ち着いたデザインを採用し、長期滞在の利用も見込んでいる。エグゼクティブラウンジを用意したほか、ホテル最上階「アーティスト カフェ」やフィットネスルームも使えるようにした。全50室。宿泊予約は12月15日から受け付ける。

 エグゼクティブラウンジはエグゼクティブフロア利用客に利用を限定している。滞在中の軽食やドリンクを提供する。内装は東京ドームを模した照明など文京エリアを象徴するデザインを採用した。

エグゼクティブラウンジ

 プレミアムフロアには、シックなモノトーンを基調としたアーバンクラシックなデザインを採用。「アーティスト カフェ」の利用やフィットネスルームの利用も可能とした。全124室。宿泊予約は11月1日から受け付ける。

プレミアムルーム キング(パークサイド)

 アーティスト カフェでは、パークサイド・パレスサイドのパノラマビューを楽しみながら朝食を食べられるようにした。卵料理のメーンプレートと3段スタンドにてパン、フルーツ、ヨーグルト、サラダを提供する。フィットネスルームにはクロストレーナーやアップライトバイクなどの設備を充実させた。

アーティスト カフェ(店内イメージ、左)、朝食イメージ(右)

 東京ドームホテルは、東京都文京区に位置する。丸の内・大手町エリアから車、電車で約10分という地の利を生かし、ビジネス、レジャー、観光需要を取り込んできた。

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