消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
デジタルマーケティングなどを手掛けるGEM Partners(東京都港区)は、「配信サービス視聴者数ランキング」(10月1〜7日)の結果を発表した。1位は『SPY×FAMILY』(172ポイント)で、前週6位からランクアップし首位となった。
『SPY×FAMILY』は10月1日にアニメ第2クールの放送が開始。その直後から多くの動画配信サービスで配信が始まり、視聴者数ポイントは前週53ポイントから今週172ポイントと大きく上昇した。視聴者の内訳は男女比が約5:5と偏りなく、年代別では20〜30代で高い視聴者数ポイントを集めた。前クール配信時は、14週連続1位、最高視聴者数ポイント300超えなど圧倒的な人気を博していた。
2位は、前週まで8週連続で首位を獲得していた『ワンピース』シリーズがランクイン。多くのサービスでテレビアニメが配信されている他、Amazonプライム・ビデオでは歴代映画14作品の見放題独占配信が行われている。視聴者数ポイントは前週105ポイントから今週110ポイントと微増し、年代別では20代から最も高い視聴者数ポイントを集めた。
3位は前週2位から1つランクダウンした『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ。9月2日にAmazonオリジナルのドラマ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』が配信されている。視聴者数ポイントは前週89ポイントから今週65ポイントに減少。男女比は約7:3と男性寄りで、年代別では60代で特に高い視聴者数ポイントを集めている。
配信オリジナルランキングTOP10では、Amazonプライム・ビデオの『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ(65ポイント)が6週連続で1位。2位は2週連続でNetflixの韓国ドラマ『シスターズ』(24ポイント)、3位はAmazonプライム・ビデオの恋愛バラエティ『今日、好きになりました。』シリーズ(12ポイント)という結果に。
ランキングは、19の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ポイントを横断して集計。調査期間は10月1〜7日で、日本在住の15〜69歳の男女を対象に実施した。
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