高級寝台列車の「ななつ星in九州」は10月15日に室内ルームウェアを導入した。「くつろぎ空間と交流空間」が備わった宿泊型車両の特性に合うようなデザインを採用し、ななつ星in九州での滞在をより楽しめるようにした。
これまで、ゲストの服装は車両スペースに応じてドレスコードを設けており、公共スペースへの入室はパジャマから着替える必要があった。今回導入したルームウェアは車両になじむ配色とデザインを採用したことで、特定のスペースにはルームウェアで入室できるようにした。
生地は220年以上継承され、国の重要無形文化財にも指定されている綿織物「久留米絣(くるめかすり)」を採用した。「社交服」を表現するために車両のコンセプトや魅力をトップスとボトムスに反映。ゲストルームを出ても車両空間に馴染むようにななつ星コンセプトカラーである古代漆色をパイピングやステッチに織り交ぜた。
ルームウェアのプロデュースは、アパレルや化粧品の商品開発を手掛けるFoo Tokyoが担当。同社がななつ星n九州のプロデュースに関わるのは2回目となる。
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