滋賀県を中心に総合スーパーなどを展開する平和堂(滋賀県彦根市)は、同店が管理する店舗の男性用トイレの個室に10月1日から順次「サニタリーボックス」を導入、10月中の設置完了を目指すと発表した。
サニタリーボックスの設置は客からの問い合わせや要望があったもので、前立腺がんや膀胱がんなどを治療中の人、高齢の客、男性用トイレを利用する性的マイノリティー(LGBTQ+)の人などが、外出時にパッド、おむつ、生理用品などを処理しやすくするための取り組みとなっている。
サニタリーボックスは男性用トイレ内の個室1カ所に1個を設置し、個室のドアに案内のポップを取り付ける。対象は平和堂が管理する142店舗。
創業65周年を迎えた平和堂グループは「100年企業」を実現するため「地域密着ライフスタイル総合(創造)企業」を目指すとのこと。2021年には、事業を通じた「地域社会の課題」と「地球規模の課題」の解決とグループ成長の両立を目指した「サステナビリティ・ビジョン」を策定している。
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