新婚カップルの74.5%が実施する「フォトウェディング」 平均費用は?市場規模は推計788億円(3/3 ページ)

» 2022年10月25日 16時30分 公開
[季原ゆうITmedia]
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半数が「1軒」にのみ問い合わせているが、比較検討する人が増加中

 何軒のスタジオ・撮影業者に資料請求や相談予約、撮影に関する質問などの問い合わせをしたかを聞いてみると、「1軒」と回答した人が52.7%と半数以上になった。「2軒」と回答した人は、昨年と比較し増加傾向にあり、比較検討する人の割合が増加していることも分かった。特に、一都三県の挙式・披露宴実施層では、2軒以上問い合わせをする人が57.3%と過半数となった。

photo 衣装パターン

最多は「洋装+和装」

 フォトウェディング・前撮りで着用した衣装パターンの内訳を見ると、1位「洋装+和装」(39.7%)、2位「洋装のみ」(33.7%)、3位「和装のみ」(18.8%)となり、昨年からの変動はなかった。

photo 着用した新婦用の衣装

 具体的な衣装を見てみると、「ウェディングドレス(白)」が最多となり62.1%、挙式・披露宴の未実施層では74.8%が着用している。また、「白無垢」に増加がみられた。掛下や半襟など、白無垢での多様なコーディネートの浸透も影響しているのではと同社は分析している。

photo 再撮影の意向について

 最後に、再撮影の意向について聞いた。どんなきっかけがあればまた結婚写真を撮影すると思うかの質問で、一番多かったのは「家族が増えたとき」で53.4%だった。次いで「結婚記念日などの周年記念」(37.6%)、「パートナーからの希望があったとき」(20.5%)と続いた。

 調査は、21年4月〜22年3月に結婚した18〜49歳の4335人のうち、フォトウェディング・前撮りを実施した1522人を対象にインターネットで実施した。調査期間は8月26日〜8月31日。

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