「交通違反切符への押印は義務ではなく任意」──河野太郎デジタル相が周知自身の公式Twitterアカウントで

» 2022年10月25日 23時24分 公開
[ITmedia]

 「交通違反切符への押印は義務ではなく任意」──河野太郎デジタル相が自身の公式Twitterアカウント(@konotarogomame)でこんな周知をしている。冬のボーナス時期を前に、警察による取り締まり強化が予想される中、社用車などで営業するビジネスパーソンには興味深い投稿となりそうだ。

photo 行政規制改革担当相時代の河野氏

 河野氏は警察庁が作成した資料を画像添付する形で投稿した。警察庁は資料に「(違反者に)署名とともに求めている押印または指印は、違反者本人が作成したことが確認できるようにする目的で、警察官の求めに応じて違反者の任意により行われるものであり、他方で、押印などが拒否されたことのみをもって、刑事手続きにおけるその証拠能力が直ちに否定されるものではないことを留意する必要がある」と記載している。

photo 河野氏が添付した画像

 同庁は併せて、「交通取り締まりに際して、警察官において、仮にも押印などが違反者の法的義務であるという誤解を相手方に与えるような言動をしないよう、改めて部下に適切な指導に努めるように」としている。警視庁は公式Webサイトで交通違反時の点数や納付金額などを公開している。

photo 社用車を使って営業するビジネスパーソンのイメージ(提供:ゲッティイメージズ)

 河野氏の投稿は記事執筆時点(10月25日午後11時20分時点)で、約4000リツイート、約1万7000いいねを記録している。

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