消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
映画やドラマ、アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」を運営するつみき(東京都目黒区)はサービス内のデータに基づいた「2022年夏ドラマ満足度ランキング」の集計結果を発表した。1位は『あなたのブツが、ここに』(★4.26)だった。
調査は、2022年夏(6月1日〜8月31日)に放送・配信されたドラマを対象に10月17日時点でFilmarks内の★スコアが高い作品をランキング化した。
1位の『あなたのブツが、ここに』は、キャバ嬢から宅配ドライバーに転身した女性を描くヒューマンドラマ。コロナ禍で激変するニッポンの飲食、物流業界を舞台に、さまざまな困難に立ち向かう中で、自分の人生を肯定できるようになっていくまでの物語だ。
Filmarks上では「これまでにもコロナ禍を描いたドラマはあったけど、これほどリアルなものはなかったように思う」「設定も、役者も、せりふも全部よかった」といったコメントが寄せられた。
2位は『初恋の悪魔』(★4.18)。警察署に勤めているが捜査権はなく、部署もばらばらでこじれた事情を抱えた訳ありの4人が、刑事とは違った視点や感性で難事件を解決する。そうしたなかで生まれた友情や恋模様ごと、4人はさらに大きな真実と運命に巻き込まれていく。
3位には『拾われた男』(★4.17)がランクイン。金なし、美貌もなし、ただ「俳優になりたい」夢だけがあった男が、人に“拾われる”力を手に俳優道を駆け上がる様子を描いたヒューマンコメディーだ。
4位以下は『石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(★4.03)、『空白を満たしなさい』(★3.82)、『魔法のリノベ』(★3.73)、『みなと商事コインランドリー』(★3.71)と続いた。
同ランキングは10月17日までのレビュー数が300件以上の作品を対象とし、★スコアの高い作品を集計して、算出した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング