消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
保険ガイド「リアほ」を運営するWDC(千葉県船橋市)は、20〜39歳で既婚子育て中の女性を対象に、「子育てとYouTubeに関するアンケート調査」を行った。子育ての中で、子どもにYouTubeを見せているか聞いたところ、最も多かったのは「よく見せている」で41.0%だった。
次いで「ときどき見せている」が25.6%と、現代の育児にYouTubeが浸透していることがうかがえた。
子どもの年齢別では、0〜1歳が28.46%と最も低く、年齢が上がるにつれて「よく見せている」割合が多くなる結果となった。
子育てにおけるYouTube活用について賛成か反対か尋ねた。最も多かったのは「どちらでもない」で47.3%、次いで「賛成」が40.6%、「反対」が12.0%だった。
具体的な理由については、「賛成派」は、「言葉や想像力、デジタルへの対応力など、子どもの発達や教育に役立つ」という意見や、「家事や外出時に役立つなどママの助けになっている」という意見が多かった。
「どちらでもない」派からは、「ずっと見続けてしまうこと」を懸念する声や、「コンテンツによる」という声が多く聞かれた。
「反対派」で最も多かったのは「目が悪くなりそう」という意見で、スマホやタブレットなどの小さい画面を見続けることによる子どもの体への影響を心配する声が目立った。
今回の調査は、20〜39歳で既婚子育て中の女性を対象に、インターネットで行った。実施日は10月4日、有効回答数は300人。
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