消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
経営コンサルティング会社のA.T. カーニーは、都市の競争力、影響力、将来の有望性を評価してランク付けする「グローバル都市調査」の最新結果を発表した。
都市の現在のパフォーマンスを評価する「グローバル都市指標(Global Cities Index)」の1位はニューヨーク、将来の有望性を分析する「グローバル都市展望(Global Cities Outlook)」の1位はロンドンだった。
2008年に始まったグローバル都市指標は、全世界156の都市を「ビジネス活動」「人的資源」「情報流通」「文化的経験」「政治的関与」の5つの観点から総合的にランクづけしたもの。ニューヨークに続く2位はロンドン、3位はパリ、4位は東京で、上位を占める4都市は17年以降、6年連続で同じ顔ぶれとなっている。
もう1つの指標であるグローバル都市展望(Global Cities Outlook: GCO)は、全世界156の都市を「個人のウェルビーイング」「経済」「イノベーション」「ガバナンス」の4つの観点にまたがる評価基準の変動率をもとに将来的有望性を評価したもので、調査は今回で8回目。こちらの1位はロンドン、2位はパリ、3位はルクセンブルクで、東京は前回の7位から大きく順位を下げ、25位という結果だった。
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