与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター(東京都中央区)は、第2回「借金王ランキング」の調査結果を発表した。決算短信記載の有利子負債をもとに集計したところ、上位20社のうち12社が年商以上の有利子負債を有することが明らかになった。
借金王ランキングの上位3社は第1回と変わらず、1位は「トヨタ自動車」で有利子負債は26兆4964億円だった。2位は「ソフトバンクグループ」(有利子負債21兆4574億円)、3位は「本田技研工業」(同8兆1026億円)となっている。
4位以下に関しては、「三菱HCキャピタル」(同7兆4616億円)、「日本電信電話」(同7兆3643億円)、「日産自動車」(同6兆9978億円)、「ソフトバンク」(同5兆9995億円)の順となった。
上位20社の業種としては、自動車製造業、物品賃貸業、通信業、電気小売業が3社ずつランクイン。自動車製造業と通信業は上位7社までに3社ずつランクインしており、有利子負債の多さが目立つ結果となった。
上位20社において売上規模と有利子負債を比較したところ、12社が年商以上の有利子負債を有する結果となった。特に物品賃貸業、不動産賃貸業・管理業においては、上位20社にランクインした全ての企業において有利子負債が年商を上回っており、借入れがかさみやすい業種であることが分かる。
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