経営者の名タッグは古くから存在する。本田技研工業の創業者である本田宗一郎は技術者として、その役に徹した。一方の経営面は名参謀である藤沢武夫に任せたのだ。ソニーでも技術者の井深大と、技術にも明るい名経営者の盛田昭夫がタッグを組んで成功した。
アップル創業者のスティーブ・ジョブスは優れたアイデアを常に発想していたものの、ティム・クックがいなければ、経営的にここまでの復活を遂げられなかっただろう。
ダンスのプロリーグ「D League」のトップである平野岳史は、ダンス競技部分は基本的にチーフクリエイティブアドバイザーのEXILE HIROに任せて、リーグをいかにしてスムーズに運営、経営するかに注力していた。BreakingDownに置き換えれば、経営者であるYUGOが平野の役割を担い、朝倉がEXILE HIROと同じことをしているのかもしれない。
これらの例を見ても分かるように、世の中にはアイデアマンは多く存在するものの、実際に具現化するには、形にすることを得意とする人材が必要なケースも少なくない。一方で具現化できる人材がいても、革新的なアイデアを発想できる人材が不足するケースもある。どちらかが欠けても会社やイベントは大きく発展しないのだ。
BreakingDownでも、朝倉未来とYOGOという2人のタッグが、うまく機能し続けるかが今後の発展のカギになる。
朝倉未来プロデュースの「BreakingDown6」、PPVチケット発売 会場は最高額100万円
「年商1億円企業の社長」の給料はどれくらい?
朝倉未来に聞く格闘技ビジネスの展望 「BreakingDownを世界一の団体にする」
“1分間最強”を決める「BreakingDown5」 全21試合の対戦カードを発表
朝倉未来がプロモートする「BreakingDown5」 格闘技ビジネスの構造を変えるか?
朝倉未来がプロモートするBreakingDown5.5、本日開催 DJ社長と10人ニキが激突
メイウェザーへの“花束投げ捨て”にRIZIN榊原代表が謝罪 「ごぼうの党」奥野代表が選ばれた経緯を聞いたCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング