ダイハツ、新「タント」の受注台数が約5万台を達成 人気の理由は?月販目標台数の4倍

» 2022年11月04日 19時38分 公開
[ITmedia]

 ダイハツ工業は、新「タント」の累計受注台数が、10月3日の発売から約1カ月で約5万台を達成したと発表した。月間販売目標台数である1万2500台の4倍となる受注を記録している。

タント 新「タント」の受注台数が約5万台を達成(公式Webサイトより引用)

 特に、利便性を向上しつつ上質で迫力のあるスタイルに進化した「タント カスタム」と、新時代のアウトドアモデルとして新たに追加した「タント ファンクロス」が好調だという。主な購入層は、「タント」が子育手世代やシニア女性、「ファンクロス」は男性や新しい客層が中心だ。

タント 新時代のアウトドアモデル「タント ファンクロス」(公式Webサイトより引用)

 「タント」ではファイアークオーツレッドメタリック、「カスタム」ではクールバイオレットクリスタルシャイン、「ファンクロス」ではサンドベージュメタリックやレイクブルーメタリックが人気を集めた。

タント クールバイオレットクリスタルシャイン(公式Webサイトより引用)

 高い基本性能の他、「カスタム」は上質で迫力のあるデザイン、「ファンクロス」は上下2段調節式デッキボードなど荷室の使い勝手の良さが高く評価されたという。

タント 「カスタム」は上質で迫力のあるデザイン(公式Webサイトより引用)

 「タント」は2003年の発売以来、室内空間の広さと使い勝手の良さにより、スーパーハイト系という新市場を開拓。軽自動車初となるピラーインドア「ミラクルオープンドア」や、両側パワースライドドアを採用した。

タント 2003年に発売した「タント」(公式Webサイトより引用)

 19年7月に発売した現行モデル(4代目)は、ダイハツが掲げる新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」の第1弾。全世代のニーズに応える良品廉価な商品として機能と性能が大幅に進化した。

タント 全世代のニーズに応える良品廉価な商品(公式Webサイトより引用)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.