JAFは、「信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(2022年調査)」を実施した。信号機が設置されていない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている場面で、一時停止した車は39.8%(3003台)程度だった。
前年の調査時と比べ9.2ポイント増加しているが、依然として約6割の車が止まらないことが分かった。
「信号機のない横断歩道における車の一時停止率」を都道府県別で見ると、一時停止率の最も低い県は「沖縄県」(20.9%)、次いで「和歌山県」(22.5%)、「京都府」(23.5%)だった。
一方、一時停止率の最も高い県は、「長野県」(82.9%)、次いで「兵庫県」(64.7%)、「山梨県」(64.6%)だった。
今回の調査は、各都道府県2箇所ずつ(全国合計94箇所)の信号機が設置されていない横断歩道で行った。調査方法は、横断歩行者はJAF職員(横断歩道の立ち位置や横断しようとするタイミングを統一)にて、調査回数は1箇所50回の横断(合計100回の横断)で実施した。期間は8月10〜31日のうち月〜金曜日の平日のみ、調査台数は全国合計7540台。
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