調査会社ニールセンが発表した2021年のテレビ放送のリーチ(到達率)で、ONEは4位(東京2020オリンピックが1位)に、各種SNSからのビデオ視聴数でNBAに次ぐ2位となっている。
格闘技ビジネスではPPVが、注目を集めている。6月に東京ドームで開催した、那須川天心選手と武尊選手の“世紀の一戦”をはじめとした「Yogibo presents THE MATCH 2022」では、「50万人以上がPPVを購入した(サイバーエージェントの藤井琢倫執行役員)」と発表されている。この大会は格闘技のみならず、歴史に残る興行となった。
同大会では、ABEMAがPPVの一般チケットを5500円に設定しており、単純計算すれば25億円以上の売り上げがあったことになる。また、会場チケット「VVIP 1列席」(300万円)は早々に完売し、大きな話題となった。観客動員数は5万6339人で、チケット売り上げは20億円にのぼっているとみられることから、総合的な経済効果は約50億円ともいわれている。
ABEMAは、朝倉未来プロデュースのBreakingDown、K-1、RISE、ONE Championship、プロレス、ボクシングなど格闘技に関する大会の中継、オリジナルコンテンツの配信を進めている。今回のONE Championshipでも、どこまでPPVの視聴者を獲得できるのか注目が集まる。
朝倉未来プロデュースのBreakingDown6がバズった理由 過激化に必要なリスクマネジメント
朝倉未来プロデュースの「BreakingDown6」、PPVチケット発売 会場は最高額100万円
「年商1億円企業の社長」の給料はどれくらい?
朝倉未来に聞く格闘技ビジネスの展望 「BreakingDownを世界一の団体にする」
“1分間最強”を決める「BreakingDown5」 全21試合の対戦カードを発表
メイウェザーへの“花束投げ捨て”にRIZIN榊原代表が謝罪 「ごぼうの党」奥野代表が選ばれた経緯を聞いたCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング