企業対抗のゴルフ世界大会、ANAチームが3位入賞 国際線の現役パイロットコンビ日本から2チーム出場

» 2022年11月09日 18時08分 公開
[ITmedia]

 ゴルフ関連事業を手掛けるスコアネット(東京都品川区)は11月9日、世界最大の企業対抗ゴルフトーナメント「World Corporate Golf Challenge」(WCGC)の世界大会「ワールドファイナル2022」で、全日本空輸(全日空、ANA)のチームが3位に入賞したと発表した。現役パイロット同士がコンビを組んだANAチームは、2021年4月の日本代表決定戦で優勝し、世界大会に出場していた。

photo 日本代表の選手

普段は国際線の現役パイロット

 ANAチームとして参加した和田考行さんと青木啓さんは、普段は世界を飛び回る国際線の現役パイロットとして勤務。互いに仕事仲間だったことからコンビを結成した。

photo ANAの旅客機(提供:ゲッティイメージズ)

 18年大会以来2度目の出場となったパイロットコンビは、初日から2位に付けるなど安定したプレーを披露。最終的に3位に入賞した。青木さんは「2回目のワールドファイナル、120点の満足度だった。また、ぜひワールドファイナルを目指したい」とコメントしている。

photo 和田選手と青木選手(右)

 日本代表としては、インフラ関連事業を手掛ける浅井(東京都大田区)のチームも出場した。学生ゴルファー時代からの友人同士で結成したチームは、22年4月の日本代表決定戦で優勝。初出場ながら8位に入賞した。

photo 恩田選手(左)と鹿島選手

 ワールドファイナルは約4000社、8000名が参加する世界最大の企業対抗ゴルフイベント。世界30カ国の予選を勝ち抜いたチームが参加する。従来は各国1チームずつの出場だが、新型コロナウイルスの感染拡大でANAチームが前年大会の出場を辞退したため、今大会は日本から2チームが出場した。

 大会は10月19〜20日にかけて、スペイン・テネリフェ島のCosta Adeje Golf(コスタ・アデヘ・ゴルフ)で開催され、Fabrimetal(アンゴラ)が優勝した。2位にはラタム航空(コロンビア)が入った。

photo 最終順位一覧
photo ゴルフのイメージ(提供:ゲッティイメージズ)

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