新たに習得した技術やスキル、知識が実際の仕事に生かせるようになった期間を尋ねたところ、「1年未満」が62.8%、「半年未満」だけでも45.4%と、多くのプロ人材が短期間で仕事に学習の成果を生かしていることが分かった。「すぐに仕事に生かせるもの」を重視してインプットしている、さらにインプットしたものをすぐに仕事にアウトプットしていると考えられる結果となった。
また、リスキリングで得た新たな技術やスキル、知識がどのくらい仕事で生かされているか尋ねたところ、4人に1人が「80%以上の割合で習得した知識を生かす機会がある」(25.0%)と回答した。「半分以上で生かす機会がある」(39.0%)と回答した人を含めると64.0%となり、多くがリスキリングを実際の仕事の成果につなげてスキルアップしていることが分かった。また、実際の仕事に活用できる分野を積極的に選択してインプットしているという見方もできる結果となった。
調査は7月11〜27日にインターネットで実施した。
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