消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
結婚式の招待状が届いたものの、出席を辞退したことがある人はどのくらいいるのだろうか。招待されたことがある20〜30代の男女に聞いたところ、「断ったことがある」と答えたのは45.6%であることが、トレンダーズ(東京都渋谷区)の調査で分かった。
年代別で見ると、30代は20代より断ったことがある経験が多く(20代41.9%、30代47.9%)、「年齢を重ねるにしたがって招待される回数が増え、出席を断る回数も増えているのではないか」(同社)と推測している。
結婚式への出席を辞退したことがある人に、辞退した理由を尋ねたところ「スケジュールが合わなかったから」(60.4%)がトップ。次いで「金銭的な余裕がなかったから」(29.2%)と続いた。
金銭的な事情で出席を辞退したことがある人のうち、80.4%は「お祝いしたい気持ちはあった」と答えていて、「結婚式に出席したくても経済的な事情で辞退せざるを得なかった経験がある人の多さがうかがえた」(同社)
結婚式のご祝儀が高いと感じたことがある人は、どのくらいいるのだろうか。この質問に対し、74.1%が「高いと思ったことがある」と回答。「ご祝儀について『高い』と感じる人の多さと同時に、高いと感じているからといって『お祝いの気持ち』がないわけではない、そんな20〜30代の意識がうかがえた」(同社)
インターネットを使った調査で、結婚式に招待されたことがある20〜39歳の男女421人が回答した。調査日は10月31日。
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