「e-ラーニング」のさまざまなコンテンツを提供するイー・ラーニング研究所(大阪府吹田市)は、子どもがいる親を対象に「2022年子どもの日常的な宿題に関する調査」を実施した。67%が学校での日常的な宿題を必要だと思っていた。どういった種類の宿題は意味があると思うか尋ねたところ、1位は「研究や調べもの」(135人)だった。
「学校での学習に留まらない学び」が得られたり、「自ら考えるきっかけ」になったりとプラスでの成果が期待できる宿題に意味があると思うことがうかがえた。その他、「ドリルや問題集」(125人)や「復習ノート作り」(120人)も4割以上が回答したことから、「学びの定着」も重要視されているようだ。
一方で、日常的な宿題は必要だと思わないと答えた人を対象に理由を聞いた。最も多かったのが「ただこなす学習になっているから」(76人)で、親の期待通りに宿題が機能していないことを問題視していることがうかがえた。
次いで「同じレベルの学習は意味がないから」(30人)、「習い事などの学校以外の学習をしてほしいから」(24人)が2割以上となり、「学校以外の学習」に時間を割きたいと考える親も一定数いることが分かった。
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