日本自動車工業会は11月18日、次回の東京モーターショーを新たに「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」として開催すると発表した。自動車業界のみならず、他産業やスタートアップなど新しい出展者も募る。概要発表会に登壇したモーターショー委員会の長田准委員長は、「将来的には国民的祭典のようなイベントになることを目指す」と意気込んだ。
東京モーターショーの来場者数は1991年の202万人から減少の一途をたどり、2017年には77万にまで落ち込んだ。長田委員長は「これまでの東京モーターショーはメーカーサイドの『見せたい』『アピールしたい』という思いが強く、来場者の『見たい』『体験したい』とのミスマッチがあった」と振り返る。
そこで19年の東京モーターショーでは、最新技術で少し先の未来を提案する「FUTURE EXPO」を目玉に、来場者が楽しめるようなプログラムを展開。特に、初のコラボとなった「Out of キッザニア in TMS」では子どもを中心とした家族連れから人気を集めた。その結果、来場者数は130万人を記録し、07年以来12年ぶりに100万人を突破した。
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