消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
企業の課題解決サービス「デジタル化の窓口」を運営するクリエイティブバンク(東京都千代田区)は、全国の会社員・役員約1000人を対象に「ビジネスチャットの使い方」に関するアンケートを実施した。ビジネスチャットにおけるスタンプについて、40.6%が「使わない」と回答。スタンプの使用に抵抗感がある相手は「取引先の相手」が最も多かった。
ビジネスチャットでスタンプを使用するか聞いたところ、50.1%が「使う」、40.6%が「使わない」と回答した。世代別では、40代のみ「使わない」(49.2%)割合が、「使う」(40.0%)割合を上回る結果となった。
同社は「40代は職場のパソコン導入、インターネットの普及などにより、急激なコミュニケーション方法の変化に対応してきた世代。上下の世代間の橋渡し役として、文字や口頭など言語での表現を重視する傾向にあるといえそうだ」とコメントする。
スタンプの使用時に感じる抵抗感について聞いた。取引先の相手に対して「抵抗がある」(40.7%)、「どちらかと言えば抵抗がある」(17.0%)との回答を合わせると、57.7%が「抵抗がある」と回答。「役員」や「上司」よりも高い割合となり、社外の相手には抵抗感を感じる人が多い傾向がうかがえる。
「抵抗感」を世代別でみると、50代は55.3%、20代は25.2%が「抵抗がある」と回答、その差は2倍超となった。
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