年金法の改正ついて、「年金の受給開始を66〜75歳まで繰り下げることが可能になり、繰り下げた場合、受給額が増額されるようになったこと」を知っているか聞いたところ、「名称だけ知っている」と答えた人は56%、「内容を含めて知っている」と答えた人は14%だった。
さらに「70歳までの定年引き上げや継続雇用制度の導入が、企業側の努力義務になったこと」を知っているか聞くと、「内容を含めて知っている」と答えた人は15%、「名称だけ知っている」は50%と、どちらの法改正についても「内容まで把握している」と答えた人は2割以下という結果だった。
法改正の内容について説明した上で、年金受給時期の選択や、定年延長などの法改正によって、働く意欲がある高年齢者が定年を延長できるなど、長く働きやすい環境整備を国が進めていることに関して賛成か反対かを尋ねると、81%が「賛成」(賛成35%、どちらかといえば賛成46%)と回答した。
調査は、35歳以上のエン・ジャパン「ミドルの転職」ユーザーを対象にインターネットで行った。期間は7月11日〜9月11日、有効回答数は2376人。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング