消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
コンサルティング事業などを展開するUeda Keisho Corp.(マレーシア ラブアン)は、「親の老後に関するアンケート調査」を実施した。その結果、親の老後について不安に思っていることの1位は「健康状態」、2位は「介護」、3位は「認知症」であることがわかった。
まず「これまで親と老後について話し合ったことがあるか」と質問したところ、「ない」(33%)、「ほとんどない」(31%)、「時々話すことがある」(27%)、「ある」(9%)という結果になった。
なお「ある」(「ある」「時々話すことがある」の計)は36%で、「ない」(「ほとんどない」「ない」の計)の64%を大きく下回っていた。
回答を男女別にみると「ある」の合計は女性では41%、男性では32%となっており、女性の方が親との話し合いに前向きである傾向がみられた。
「現在、親の老後について不安に思っていることは何か」と聞くと、「健康状態」(60%)、「介護」(45%)、「認知症」(40%)、「足腰の衰え」(34%)と回答した人が多かった。
回答を男女別にみても上位の4つは変わらなかったが、「介護」については男性が40%、女性が51%となり、女性の方が11ポイント多かった。「認知症」についても男性が35%、女性が44%と、女性の方がより不安に思っている傾向がみられた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング