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やっぱりテレワーク下での管理職はつらいのか 頭を悩ませない4つの方法やってはいけないこと(4/4 ページ)

» 2022年12月02日 08時00分 公開
[秋沢崇夫ITmedia]
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未来を見据えた業務設計を

 テレワークが普及して数年が経ち、そのメリット/デメリットが見えてきた。テレワークにより効率が上がる業務もあれば、反対に不向きな業務があることも明確になっただろうし、何よりも、信頼関係構築や心理的安全性確保の面からも、オンラインでの組織づくりの難しさに直面した人々も多くいただろう。

 しかし、ここでテレワークを諦めるわけにはいかない。労働力不足、出生率低下、過疎化などが叫ばれる社会の現状を鑑みれば、「女性」「シニア」「若手」「障がい者」「外国人」「地方在住者」など、全ての人が働きやすい環境をつくることは今後もっと重要になる。

 このような日本の未来の問題を解決する手段の一つがテレワークなのだ。だからこそ、オフィス勤務でもテレワークでも、メンバーみんなが生き生きと働き、事業を推進していくための業務の設計が不可欠であろう。

著者プロフィール:秋沢崇夫

 株式会社ニット 代表取締役社長

 1981年東京都生まれ。青山学院大学卒業。

 2004年株式会社ガイアックスに入社し、営業、事業開発に関わり営業部長に。32歳で退職後、一人旅の最中にリモートワークを経験。「このスタイルであれば場所や時間に捉われることなく自分らしい生活を実現できる」と実感し、さまざまな働き方や生き方の選択肢があってもいいのではないかと考えるように。帰国後「多くの人の働く選択肢を増やしたい」との思いから「HELP YOU」 を立ち上げる。


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