消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
アプリケーション開発企画・運営を手掛けるTier(東京都港区)は、20〜40代の男女を対象に、「SNS利用に関するアンケート調査」を実施した。SNSを日頃利用する中で、ストレスや疲れを感じたことはあるか聞いたところ、「感じる」と答えた割合は54.07%と、半数を超える結果となった。
内訳は「頻繁に感じる」が14.07%、「時々感じる」が40.00%だった。
SNSでのストレスを「頻繁に感じる」「時々感じる」と回答した人に、ストレスや疲れを感じる主な原因やきっかけは何か尋ねた。最も多かったのは「知りたくない情報まで知ってしまう」(55.48%)、次いで「他人の楽しそう/キラキラした投稿を見て自分と比較してしまう」(39.73%)、「コミュニケーションの頻度が増えすぎてしまう」(23.29%)となった。
他に、「誹謗中傷が目に余る」という意見や「アドバイスを求められ、自分の思っていたものと違うと非難された」という意見も聞かれた。
SNSで見たときに最も癒されると思うカテゴリは何か聞いたところ、1位は「ペット・動物」(41.85%)、2位は「音楽」(28.52%)、3位は「お笑い」(13.7%)だった。
マイボイスコムの「SNS」に関する調査で、現在何らかのSNSに登録している人は70.4%と、7割に及ぶことが分かった。大多数がSNSを利用する今、ストレスから身を守る自己防衛の必要性も増加しているようだ。
今回の調査は、Freeasyに登録している10〜40代の男女会員を対象にインターネットで行った。期間は11月18〜23日、有効回答数は1000件。
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