フリーランスのエンジニア・コンサルタントに聞く 今の働き方には満足？：スキル・キャリア意識調査

[ユウイワナイ，ITmedia]

　企業に対しプロフェッショナル人材を支援するINTLOOP（港区）は、DX領域のフリーランス人材を対象としたスキル・キャリア意識調査を実施した。その結果、現在フリーランスとして働いている6割の人がそのワークスタイルに満足していると分かった。

現在の自身の働き方に満足しているか（画像はプレスリリースより、以下同）

　フリーランスというワークスタイルを選ぶきっかけとなった理由は、最多の回答が「より自由な働き方（勤務時間・業務の進め方）をしたいと思った」（64.7％）。次いで、「報酬を上げたいと思った」（48％）、「自分の力を試したいと思った」（29.3％）と続いた。組織に縛られずに、自由度の高い環境でキャリアを築きたいと考えていることがうかがえる。

フリーランスというワークスタイルを選ぶきっかけとなった理由

　今後のキャリア形成を見据えてどのようなスキルを伸ばしたいか聞いたところ、エンジニアでは「新しいプログラミング言語や開発環境の知識や技術」「業界のトレンドや最新動向に関する知識」「先端技術（AI、IoT、VR、AR、MR）などに関する知識や技術」という回答がそれぞれ約6割を占めた。

今後のキャリア形成を見据えてどのようなスキルを伸ばしたいか（エンジニア）

　コンサルタントでは「IT領域の知識・知見」「これまでに経験してきた業界と異なる業界の知識・知見」がそれぞれ5割ほどを占めた。ITの専門知識とともに、精通する業界を広げることが仕事の幅に直結することが分かる。

今後のキャリア形成を見据えてどのようなスキルを伸ばしたいか（コンサルタント）

　調査は3月3日〜5月1日、同社が運営する「TECH STOCK」「High Performer Consultant」の登録者を対象に実施し、443件の回答を得た。