消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
仕事紹介サイト「スマジョブ」や仕事マッチングサービス「シェアジョブ」を運営するエントリー(東京都新宿区)が、全国16〜22歳の学生男女1294人を対象に「年末年始の短期アルバイト」に関するアンケート調査を実施した。その結果、「年末年始の短期アルバイトをしたい」と考えている人が、21年末より54ポイント増加していることが分かった。
年末年始に短期アルバイトをしたいかという問いに約7割が「はい」(67%)と回答した。2021年末/22年始時と比較すると、54ポイントの増加。年末年始の短期アルバイトへの関心の高さがうかがえる。
次に、年末年始の短期アルバイトについて、どのような職種のアルバイトをしたいかという質問には「倉庫・物流スタッフ(シール貼り・商品梱包・仕分けなど)」(37%)と、「イベントなどの運営スタッフ」(35%)が多かった。「その他」が半数以上を占めた21年と比較すると、22年は働く日時や業務時間が決まっている職種に注目が集まっていることが読み取れる。
また、年末年始の短期アルバイトを決める上で重視することでは、「時給や日給が高い」が65%と最も多かった。「勤務日や勤務時間が自由に選べる」が15%で続いた。
21年末/22年始時の調査と比較すると、「時給や日給が高い」を選択した人は25ポイント、「勤務日や勤務時間が自由に選べる」は7ポイント増加しており、「少しでも時給や日給が高いアルバイトを選びたい」「働く時間を自由に選びたい」という時間効率を重視する人が増えていることが分かった。
調査はインターネットで、11月14〜21日に行った。
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