不二家は12月12日、菓子の一部商品について価格改定および内容量の変更を実施すると発表した。2023年3月1日出荷分から、「カントリーマアム」「ホームパイ」を含む対象28品で約6〜15%の価格改定などを行う。
価格改定となるのは「カントリーマアム(バニラ&ココア、19枚入り)」「ホームパイ」「ルック(ア・ラ・モード)ファミリーパック(32粒入り)」など。多くが23年3月1日出荷分から値上げするが、「アンパンマングミ(50グラム)」「アンパンマングミ4連(84グラム)」の2商品のみ、23年3月14日発売分から値上げする。
「ミルキー」「アンパンマンキャンディ袋」「レモンスカッシュキャンディ袋」「ソフトエクレア袋」の4商品は、23年3月14日発売分から内容量を変更する。ミルキーは7粒から6粒へと変更になる。
同社は今回の発表について、原材料価格の高騰や物流費の上昇、原油価格高騰による包装資材価格の上昇を理由に挙げた。既にさまざまなコスト吸収策を講じているが、「企業努力で対応できる範囲を超える状況」として、価格上昇傾向が長期化すると予測している。
不二家は今夏にも菓子類の価格改定と内容量変更を実施している。今回値上げを発表したカントリーマアム(バニラ&ココア)を20枚から19枚に、ホームパイは40枚から38枚へと減らしていた。
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