日本企業の課長職、貯蓄平均は「1550万円」 年収の平均は? 業務内容で大きな差  毎月のお小遣い額も明らかに理想の部下1位は「堺雅人」と「ドラえもん」(1/4 ページ)

» 2022年10月26日 07時00分 公開

仕事に役立つ調査データ:

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

 コーチング事業や人事コンサルティングを提供するビジネスコーチ(東京都千代田区)は、「日本の課長」に関する調査を実施した。その結果、課長の平均年収は885万円で、報酬満足度が最も高い年収ゾーンは「1300万〜1500万円未満」の層であることが分かった。

生活実態 「日本の課長」に関する調査 (画像はイメージ)

 課長1000人を対象に、個人年収について聞いたところ、「700万〜800万円未満」(15.4%)という回答が最多となった。「1000万〜1100万円未満」(14.7%)、「800万〜900万円未満」(14.0%)と続き、平均は「885.2万円」となった。

 業務内容別にみる個人年収の平均は、「企画」(942.8万円)が最も高く、「技術」(938.3万円)、「情報システム」(853.8万円)、「営業」(842.2万円)と続いた。

生活実態 個人年収について (出所:ビジネスコーチ調べ、以下同)

 貯蓄額については、「500万〜1000万円未満」(17.3%)や「1000万〜1500万円未満」(12.9%)などに回答が集まり、平均は「1550.2万円」となった。

 業務内容別では、「経理」(2551.5万円)が最も高く、「企画」(1938.8万円)、「人事」(1722.0万円)、「製造」(1688.9万円)が続いた。

生活実態 貯蓄額について
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