オンライン人材マッチングプラットフォームを開発運営するクラウドワークス(東京都渋谷区)は、「副業に関するアンケート調査」を実施した。日本の労働人口6860万人のうち、副業経験者と副業意向者を合算した「潜在副業人口」は4089万人(59.6%)に達することが分かった。副業経験者の月収を尋ねたところ、「5万円未満」(65.3%)が過半数を占めた。
「5万円以上10万円未満」は15.8%、「10万円以上」は13.4%だった。
副業で得られたことで最も多かったのは「副収入が得られた」(311人)だった。以下、「本業では得られないやりがいを得られた」(64人)、「趣味・好きなことを副業にできた」(47人)と続く。金銭的な報酬だけでなく、感情報酬が得られたという回答も多かった。
副業をしていて大変なこと1位は「確定申告などの行政手続き・計算」(84人)だった。その他、「契約締結・請求書発行などの事務的な手続き」(59人)、「副業として業務に取り組む際の期待の不一致」(56人)といった声が寄せられた。
同社は、「副業をしていて『大変なこと』(365人)よりも、『得られたこと』(610人)の方が多くの回答を得たことから、副業経験者は経験を前向きに捉えている傾向にあるといえる」とコメントした。
今回の調査は、 全国の15歳以上の男女を対象にインターネットで実施した。期間は9月14〜21日、有効回答数は1057人。
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