消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
大東建託は全国(47都道府県)の大都市圏や政令指定都市、県庁所在地などの都市部を除いた街に住む成人を対象に、居住満足度調査を実施した。その結果、街の住みここちランキングの1位は「北海道東川町」、2位は「北海道東神楽町」、3位は「沖縄県北谷町」だった。
1位の「北海道東川町」は北海道のほぼ中央に位置し、大雪山の雪解け水を生活水とする北海道で唯一の上水道の無い町。写真文化首都「写真の町」として、写真と世界の人々をつなぎ、笑顔あふれる町づくりに取り組んでいる。
旭川空港から約10分という利便性の高い立地である他、景観条例の制定、積極的な子育て・起業化支援など独自の町づくりを推進していることから、人口は増加傾向にある。
居住者からは「郊外ながら、活気があり、人が集まる店やイベントが充実している」(45歳女性)、「自然がたくさんあり子育てには良い。移住者が多い」(33歳女性)といった意見があった。
「東神楽町」は北海道のほぼ中央に位置し、旭川市に隣接するベッドタウン。道内で5番目に面積の小さい町だが子どもの割合は全道一高く、町内には旭川空港があるため道外へのアクセスも良好だ。
居住者からは「家賃が安い。子供が多くて活気がある。近くに24時間営業のコンビニがある。ショッピングモールがある。自然が豊か」(31歳女性)、「のどかで、周りに住んでる人がギスギスしておらず、人間関係が良い」(65歳男性)といった声があった。
沖縄本島中部西海岸に位置する「北谷町」は、米軍基地の返還に伴う跡地利用や公有水面埋立事業により、本町西海岸地域にビーチや温泉、公園や商業施設、宿泊施設がコンパクトに集まっている。
居住者からは「南部、北部のどちらにも動きやすい。街並みがごみごみしていない。高台で津波、浸水などに影響されない」(68歳男性)といったコメントが寄せられた。
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