消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
パナソニックは、2022年始めに新年の目標を立てた全国の10〜60代の男女を対象に、「今年の目標」に関する調査を行った。今年始めに立てた目標を現時点(調査時の22年11月時点)ですでに達成しているか聞いたところ、「達成している」と答えた人は21.0%にとどまった。
残り79.0%は、新年に立てた目標を「達成していない」という結果に。
今年始めに立てた目標のうち、年内の達成を諦めてしまった、または諦めかけているものがあるか尋ねた。「ある」と答えた人は56.7%と、半数以上が年内に達成するのが難しいと感じている「諦め目標」があるようだ。
諦め目標がどのようなものだったか聞いたところ、1位は「体づくり(ダイエット・健康)に関する目標」(35.9%)、2位は「仕事に関する目標」(29.4%)、3位は「勉強・資格取得に関する目標」(28.2%)、4位は「貯金・節約に関する目標」(25.3%)、5位は「生活習慣に関する目標」(23.5%)だった。
これらの目標の達成に向けて「行動をおこなった期間」についても聞いたところ、最も多かったのは「3カ月未満」で39.4%、「行動自体していない」人も16.4%に上った。目標達成に向けての行動が「習慣」として定着しなかった人が多いことがうかがえた。
今回の調査は、22年始めに新年の目標を立てた全国の10〜60代の男女を対象にインターネットで行った。期間は11月1〜2日、有効回答数は300人。
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