消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
「キャッシュレス決済」を利用できる店舗が増えているが、お年玉については「キャッシュレス」を選ぶ人はどれくらいいるのだろうか。全国1000人に聞いたところ、「とても反対」(17.0%)と「どちらかと言えば反対」(51.9%)の計68.9%が反対していることが、ナビットの調査で分かった。
キャッシュレスでのお年玉について、「とても賛成」は6.7%、「どちらかと言えば賛成」は24.4%だった。
反対の人からは、「ありがたみがない」「顔を見て渡したい」「風情がない」などの意見があり、賛成の人からは「そういう時代だから」「新札とポチ袋の用意が面倒」「会わなくても渡せるから」といった理由が挙げられた。
調査では、お年玉をあげたことがある人の割合は回答者の約3分の2に当たる76.7%だった。お年玉をあげた相手は1位「甥・姪」(33.1%)、2位「子ども」(26.6%)、3位「その他の親戚」(8.0%)。
1年にあげた金額の総額は「1万円以上〜3万円未満」(31.6%)が最も多く、「渡したことがない」人を除く773人で集計すると40.9%だった。
インターネットを使った調査で、全国の主婦を中心とした男女1000人が回答した。調査期間は2022年12月。
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