システム最適化ソフトウェアを提供するCCleanerは、デジタル端末の整理整頓「デジタルクリーニング」に関する調査結果を発表した。その結果、日本のインターネットユーザーの68%が、デジタルクリーニングを実施しておらず、個人用メールアドレスの平均未読メール数は646通であることが分かった。
特に、若い世代は未読メールの件数が多い傾向があり、34歳以下の人は平均で1000通以上のメールを未読のまま放置しているようだ。
また、Windows PCユーザーの34%が、保存されている不要な写真やファイルを整理したことがないことが分かった。このうち41%は、今後も不要なファイルを整理する予定がないと回答した。頻繁に整理しない理由として、「面倒くさい」「時間がない」などが挙げられた。
デジタル端末のパフォーマンスについて、Windows PCユーザーの54%が、PCの動作が遅いと感じていることが分かった。バッテリーが0%でないにもかかわらず、突然動作しなくなったり、電源が切れたりした経験があると回答した人も3人に1人いることが分かった。
PCのフリーズやクラッシュを経験したことがある人の33%は、原因が分からないと回答した。不具合の原因として「PC自体が古い」(25%)、「容量があまり残っていない」(18%)などが多かった。
調査は、国内の18歳以上の男女1015人を対象に、個人所有のデジタル端末(Windows PC、Mac PC、iPhone、Androidのスマホ、iPad、Androidのタブレット)について質問した。調査期間は、2022年11月29日〜12月5日。
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