キッコーマンソイフーズは、4月1日納品分からキッコーマン豆乳の豆乳スープ含む56アイテムを値上げすると発表した。希望小売価格で約12〜16%の引き上げとなる。
コストの上昇に対し、製造コストの削減や物流の合理化などを進めてきたが、原材料価格や原油価格などの上昇を企業努力で吸収できない状況になったという。同社は2022年2月にも「キッコーマン豆乳」の希望小売価格を約5〜6%価格を引き上げていた。
22年に相次いだ食品値上げは、23年もラッシュが続く見込みだ。帝国データバンクの調査によると、23年中の飲食料品における値上げ品目数は、累計7390品目。2月には4000超の品目で値上げが控えている他、本体価格の引き上げではなく内容量減による価格維持も目立っている。
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