消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
LIFULL(東京都千代田区)が運営する、「LIFULL HOME'S PRESS(ライフルホームズプレス)」は、「【一人暮らし×テレワーク編】住みやすさのわりに家賃が安い駅ランキング」を発表した。1位は「柏」、2位は「京成千葉」、3位は「千葉」だった。
駅周辺の施設充実度が高いことを「住みやすい」と定義し、LIFULL HOME'Sの独自データをもとに、各駅から徒歩15分圏内の単身世帯用物件の平均家賃とその駅周辺の施設充実度から「理論家賃(駅周辺の住みやすさに見合う妥当な家賃)」を算出。その理論家賃と比べて実際の平均家賃が安い駅をランキング化した。テレワークのライフスタイルを想定した際に、「住環境が優れているわりに家賃を抑えて一人暮らし用の物件を借りられる駅」を表している。
1位の「柏駅」(JR常磐線)は理論家賃11.32万円に対して実際の平均家賃6.98万円と、最も理論家賃と実際の平均家賃の差額(-4.34万円)が大きかった。なお、平均家賃6.98万円は上位トップ10の中でも、7位の「平塚駅」に次いで2番目に低い金額だった。
同駅は駅から徒歩15分以内でアクセス可能な施設(スーパー、コンビニ、公園、飲食店、カフェ、文化施設、子育て・教育施設、医療施設など)の充実度をカテゴリー別にスコア化した「駅周辺充実度」では100点満点のうち86ポイントと、非常に高い得点を得た。駅前には飲食店やパン店など、一人暮らしの食生活を支える店舗が充実している。
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