吉野家、「朝食べたら昼か夜は200円オフ」の朝活クーポン配布 リピーター獲得狙う：当日中のみ使用可能

[サトウナナミ，ITmedia]

　吉野家（東京都中央区）は3月31日まで、「朝食べたら昼か夜が200円オフ」となる朝活クーポンキャンペーンを実施する。当日中のみ使用できるオフクーポンを配布し、リピート客の獲得を狙う。

　同社では、朝食メニューとして、牛丼にみそ汁と小鉢がついた「朝牛セット」や「一汁三菜」をテーマにご飯とみそ汁、おかず3品で構成された「定食」などを午前4〜11時に提供している。本キャンペーンでは、午前4〜11時に300円以上の食事をした人へ、当日中であれば2回目の食事が200円引きとなるレシートクーポンを配布する。

「朝食頻度が高い人ほど『幸せ度』が高い」調査結果を発表

　同社は、東北大学100％出資のコンサルティング会社である東北大学ナレッジキャスト（仙台市）と、東北大学と日立ハイテクによる脳科学カンパニーNeU（ニュー・東京都千代田区）と共同で、20〜60代の働く人1000人を対象に「朝食習慣と幸せ度・ライフスタイルに関する調査」を実施。キャンペーンの発表と同日に調査結果を発表した。

　その結果、朝食頻度が高い人ほど「幸せ度」が高く、「幸せ度」が高いほど生活面での「ポジティブな意識」が強いこと、また、「幸せ度」は朝食を毎日食べる人と週1日以下食べる人とで10.7ポイントの差があることが分かった。

　その他、「朝食頻度が高い人は朝食をとる理由が明確であり目的意識が高い」「朝食頻度が高い人ほど、生活リズムが安定しており、体調管理・健康管理に気を配っており、定期的に身体を動かしている」「朝食頻度が高い人ほど平日のアフター5、および休日の充実度が高い」などの内容が発表された。