目的論的アプローチとは、ビジョンや価値観を見つめることにほかなりません。人は誰でも「こうなりたい」という願望を持っています。まずはその願望を具体化し、文書化してみることが重要となります。
具体的な目標やアクションプランがすぐに思いつかなくても、「できることなら将来、自分の会社を持ってみたい」「体が動くうちにトライアスロンに挑戦してみたい」「地域に根差した産業を支援してみたい」「芸術をたしなみ、子ども達に教えてみたい」といった、夢や価値観に向かい合い、書き出してみるのも良い方法です。
また、アドラーの言葉に「人の心理は物理学とは違う。問題の原因を指摘しても、勇気を奪うだけ。解決法と可能性に集中すべきなのだ」というものがあります。(アルフレッド・アドラー『一瞬で自分が変わる100の言葉』ダイヤモンド社)
できない原因をあげてもきりがなく、モチベーションや前向きの姿勢がどんどん失われてしまいます。であるならば「こういうことはできないか」「もしかしたらこうしたら打破できるかもしれない」「緊張するが、○○会で発表してみよう」といった、可能性に向き合うほうが、楽しく前向きに過ごすことができるのではないでしょうか。(フランクリン・ プランナー)
→ フォローしてフランクリン・ プランナーの新着記事を受け取る
Copyright (c) INSIGHT NOW! All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング