消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
東芝データ(東京都港区)は、東芝グループの電子レシートサービス「スマートレシート」会員約100万人の購買データを分析し、「冷凍食品」の2022年年間売上金額をエリア別に比較した。その結果、西日本で最も売上金額シェアが高かったのは「うどん」(9.69%)、東日本は「パスタ」(10.30%)だった。
両エリアとも麺類が1位となったが、とりわけ西日本では1位「うどん」、2位「パスタ」(8.60%)と金額シェアの全体の約2割を麺類が占めた。
さらに、うどんの金額シェアを地域別に見ると、四国地方は全体の約13%、近畿地方は約12%と、うどんニーズが極めて高く、関東地方(5.08%)と比較すると倍以上の差が開く結果となった。一方、東日本では「餃子」(6.49%)や「からあげ」(5.77%)など、いわゆる「おかず系商品」が全体の約12%を占めた。
10位以下では、西日本では「たこ焼き」が13位、「お好み焼き」が17位に入り、冷凍食品においても「粉ものグルメ」の人気の高さが感じられた。
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