無印良品を展開する良品計画は、植物由来の原料を使用した服飾雑貨シリーズを新たに展開する。2月7日には原料の一部にトウモロコシのオイルを使用した合成皮革の「植物由来の原料を使ったリュックサック」など12アイテムを発売。天然素材の活用や環境負荷の低減を考慮した商品開発を強化する。
一般的に合成皮革は織物などの基布にポリウレタン樹脂などを塗布して作られる。「植物由来の原料を使った」シリーズは、塗布する原料にトウモロコシの胚芽から採れるオイルを使用した合成皮革を採用。ポリウレタンの原料となる石油の使用量の削減につなげる。
リュックサックやトート、サコッシュなどのバッグ類、名刺入れや財布などの服飾小物やベルトなど12アイテムをそろえた。
シンプルで合わせやすいデザイン、カラーを展開し、年齢や性別を問わずに使用できるようにした。軽量で汚れが付きにくく、手入れも容易にできるという。
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