ブッキングリゾート(大阪市)が運営するリゾートグランピングドットコムは、山梨県富士河口湖町で運営する全5棟のグランピング施設「Mount Fuji Panorama Glamping」の予約受付を開始した。
施設コンセプトは「富士山と対座する穴場スポットみはらしの丘でパノラマグランピング」。都心から車で90分、河口湖駅から徒歩8分の距離で、富士山を臨む180度の大パノラマの風景美を堪能できるグランピング施設だ。
1日1組限定の専用BBQスペースと、直径6メートルのインペリアルドーム(ドーム型テント)を設置。また冷暖房を完備した高い居住性を備える1棟独立タイプのグランピングキャビンも4棟用意し、大空間キャビンの中心にはキング・クイーンサイズのベッドを配置した。専用キッチンや調理器具をそろえ、アメニティも充実させている。
専用展望台スペースやキャンプファイヤーも用意し、星空と夜景を眺められるくつろぎの空間を提供する。専用展望台スペースには自由に利用できるBBQ場所も用意した。
山梨県富士河口湖町は、環境省の「富士山がある風景100選」に町内で22カ所も選定されていて、大石公園やもみじ回廊など富士山眺望の穴場スポットも多数存在。施設内外で楽しむことができるという。
利用料金は、インペリアルドームは定員1〜4人で1人1万2000円から(2人1室利用時)。グランピングキャビンは定員1〜2人で1人5000円から(2人1室利用時)となる。
グランピングはコロナ禍で密を避けながら楽しめるアクティビティとして人気が広がっている。市場規模は急拡大しており、全国グランピング協会の調べによると2020年12月時点のグランピング業界の市場規模は推計600億〜800億円。新施設の開業が相次いでおり、23年までに1000億円に達すると見込んでいる。
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