ルノー、新型「カングー」発売 14年ぶりのフルモデルチェンジ：3月2日発売

[ITmedia]

　ルノー・ジャポンは3月2日、14年ぶりにフルモデルチェンジした新型ルノー カングーを発売する。カングーのコンセプトは、ラテン語で「遊び」を意味する「LUDOS」と、フランス語で「空間」を意味する「ESPACE」を組み合わせた造語「LUDOSPACE（ルドスパス）」で、「遊びの空間」を意味する。

新型ルノー カングー（プレスリリースより引用）

14年ぶりにフルモデルチェンジ（プレスリリースより引用）

　外観デザインは、フロントガラスを寝かせた流線形のフォルムを採用し、空気抵抗を低減。ボディーと同色のバンパー仕様（インテンス）と、黒バンパー仕様（クレアティフ、ゼン、プルミエール エディション）の2種類を用意した。

フロントガラスを寝かせた流線形のフォルム（プレスリリースより引用）

　ボディーサイズは前モデルに比べて全長が210ミリメートル伸び、荷室容量は775リッター（前モデル比＋115リッター）に増加した。内装は、フロントシートの形状を見直しサポート性を向上。水平基調のデザインとなったダッシュボードは、ブラッシュアルミ調とダークグレー塗装パネル、各部に配されたクロームパーツで、上質感を高めた。

水平基調のデザインとなったダッシュボード（プレスリリースより引用）

　搭載するエンジンは、1.3リッター直噴ガソリンターボエンジンと1.5リッターディーゼルターボエンジンの2種類を用意した。組み合わせるトランスミッションは、両エンジンとも高効率な電子制御7速AT（7EDC）だ。

搭載するエンジンはガソリンとディーゼルの2種類（プレスリリースより引用）

　また、車線をはみ出しそうになった時にハンドル操作をアシストするエマージェンシーレーンキープアシスト、後側方車両との接触回避をサポートするブラインドスポットインターベンションなどの先進の運転・駐車支援システムを装備した。これらのシステムは日本導入モデルでは初となる。

日本導入モデルでは初の運転・駐車支援システムを装備（プレスリリースより引用）

　メーカー希望小売価格は、ガソリンモデルが384万〜400万5000円、ディーゼルモデルが419万〜424万5000円。