三井不動産レジデンシャル、東急不動産、東京建物、野村不動産、三菱地所レジデンス、清水建設の6社は2月27日、「豊海地区第一種市街地再開発事業」が1月4日に着工したと発表した。2027年の竣工(しゅんこう)を予定している。
同プロジェクトは、都営地下鉄大江戸線「勝どき」駅徒歩10分に位置する約2.0ヘクタールの区域を整備。地上54階・地下1階建ての複合施設には、総戸数2077戸の住宅の他、店舗、区民館、診療所、保育所などが入る。
また、2階、3階、51階、52階に共用施設を集約。コロナ禍以降定着した在宅ワークに対応可能な個室ブース、ミーティングコーナー、テラススペースを配した多機能ラウンジや、フィットネス、2層吹き抜けのビューラウンジなどを設置する。
現在、防潮堤の堤外地となっているエリアを堤内化するため、本プロジェクト敷地内の防潮堤を整備。地域の防災機能の向上を図る。
その他、豊海小学校・幼稚園の建替に伴う豊海運動公園の機能縮小や、勝どき・豊海エリアにおける人口の増加に対応すべく、複合施設の2階に設置する集会所、キッズルームの一部共用施設を地域に開放する。
外構部には、地域交流広場(約3100平方メートル)、隣接する豊海運動公園と一体感のあるこども広場(約1100平方メートル)、豊海運動公園に続くオープンスペース(約2180平方メートル)などを整備する。
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